https://github.com/RewardisGem/dbshuiri
DSRは、Oracleデータファイルを迅速に修復するためのDBSHUIRIスイートのツールです。この「DSR DBSHUIRI」文書は、DSRツールのコマンドと機能を詳細に説明しています。これには、データファイルヘッダーのバックアップ、ヘッダーチェックポイントSCNの設定、SQLiteデータベースのクリーニング、特定のシェル用のオートコンプリートスクリプトの生成、ブロックのコピー、ファイルのランダムブロックや最初の0.25MBと最後の1MBでのダメージ、データベースIDや名前の設定、データファイルのチェック、エクスポートファイルのダンプ、データベースSQLとDSRスクリプトの作成、データファイルのサイズ埋め、適切なサイズでのヘッダ設定、ヘッダファイル番号の設定、ファズステータスの設定、ブロックサイズの推測、データファイルヘッダの表示などが含まれます。このツールは「Release 2309」でリリースされ、DBRECOVER.COMが著作権を保有しています。個人使用は無料ですが、商業ユーザーはライセンスが必要です。
DSRツールの主な使用方法は dsr [command]
という形式で、さまざまなコマンドが利用可能です。これには「backuphdr」でデータファイルヘッダーのバックアップ、「ckpscn」でヘッダーチェックポイントSCNの設定、「cleanup」でSQLiteデータベースのクリーニング、「completion」で特定のシェル用のオートコンプリートスクリプトの生成、「copy」や「copyany」でブロックのコピー、さらに「crsscn」「crt」「csq」「cvn」など多数のコマンドが含まれています。また、「damage1」や「damage2」を使ってファイルを特定の方法でダメージすることもできます。データベース情報の設定には「dbi」「dbname」があり、「dbv」はデータファイルをチェックするためのコマンドです。その他にも、エクスポートファイルのダンプ(「dumpexp」、「dumppump」)、データベースSQLとDSRスクリプトの作成(「dumpsys」)、データファイルのサイズ埋め(「fill」)、適切なサイズでのヘッダ設定(「fitsize」)などが利用可能です。
DSRツールはさらに、ヘッダファイル番号の設定(「fno」)、ファイルサイズの設定(「fsz」)、ファズステータスの設定(「fuzz」)、ブロックサイズの推測(「guess」)、データファイルヘッダの内容表示(「hdr」)などのコマンドを提供しています。また、「help」コマンドで各コマンドのヘルプ情報を取得することができます。「hxd」や「hxdb」はファイルや8192バイトブロックのヘックスダンプを提供し、「initfake」で偽のヘッダを初期化、「makerdba」でRDBAを作成することも可能です。他にも、「markcorrupt」でブロックを破損としてマーク、「mt」でテンプレートを作成、「parsenum」や「parserdba」で数値やRDBAを解析、「query」や「querydbf」でSQLiteデータベース内を検索する機能があります。最後に、ライセンスキーの登録(「register」)、ディスクイメージからのデータファイルの復元(「restoredbf」)、バックアップからのデータファイルヘッダの復元(「restorehdr」)などのコマンドも用意されています。